鳥にパンをあげないで

こんにちは🐣

看護師の酒井です🐣


先日、いつも通りジャックンをお散歩に連れて行った時の事です。

病院の近くにある植え込みを通り過ぎようとしたところ、ジャックンがいきなり勢いよく植え込みに向かっていきました。

最初は「?」と思いましたが、その後ジャックンが何かもぐもぐしている様子を見て、( ゚д゚)ハッ!となり、慌てて植え込みから引き離しました。


何か食べちゃったな・・・と思い、少し屈んで植え込みを覗いてみると、

ちぎったパンが置いてありました。

食欲旺盛なジャックンは、それを見逃さなかったのです。

人間視点で気づけない所に置くのは本当にやめていただきたい・・・。

ジャックンがお腹を壊さなくてよかったです。


その後、病院の受付から、スズメがパンのかけらをくわえて飛んで行くのを見かけました。

それを見て、きっと誰かが野鳥に与えるためにあのパンを置いていったのだろうな、と思いました・・・。


当院では鳥さんの診療は行っていませんが、動物医療に関わっている者として、また、一人の動物好きとしてお伝えします。


鳥にパンを与えないでください!!

理由としては、


①パンやスナック菓子などは栄養素が低く、カロリーが高い。加えて添加物等余分なものが多く入っている。

満腹感が高く、パン等のみでお腹がいっぱいになった鳥は他のものを食べなくなってしまうため、栄養失調となる。

特に渡り鳥は、栄養失調の状態では長い旅路を耐える事が出来ずに、途中で力尽きてしまう。


②鳥自身の、「そのう」 (餌をためておく袋のような器官)に有害なカビが発生して繁殖し、そのう炎を引き起こす。  その事が原因で弱って亡くなってしまう。


③主に水鳥の場合、食べ残したパンなどが池や沼を汚すこととなる。

水質が悪くなると、他の生き物が住めなくなってしまい、環境破壊に繋がる。


簡単にまとめると、人間の食べ物を与えることで野鳥たちが病気になり、最悪亡くなってしまう&環境破壊の原因となる、という事になります。


パンに限らず、人間の食べ物をわざわざ与える必要はありません。

彼らは人間の食べ物を貰わなくても、自分達だけで生きていける力を持っています。

あ、飼育している鳥さんたちも人間の食べ物はNGですよ!


この事を知らずに、良かれと思い野鳥にパンなどを与えている人もいると思います。

しかし、その良かれと思ってやっていることが、野鳥たちを苦しめ、最悪命を奪ってしまうかもしれないのです。それはとても悲しい事ではありませんか?


私も昔、知らずにカモに人間の食べ物を与えてしまっていたことがありました。

食べている姿、食べ物を求めて寄ってきたりする姿はとても可愛らしく、見ていると癒されます。

しかし事実を知ってからは、「自分がした事は、可愛い彼らの未来を壊してしまう事」と認識し、一切ご飯を与えることはしていません。


もし、この記事を見て事実を知った方がいらっしゃいましたら、どうか野鳥を見かけても何もせず、そっと見守ってあげてください。ご家族や友人にも、野鳥にご飯をあげないようにとお伝えいただけると幸いです。

一羽でも野鳥が元気で暮らせるように、願っています。


ここまで読んで下さり、ありがとうございました。🐣















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