どんな生き物?シリーズ ヒョウモントカゲモドキ編

こんにちは。 看護師の酒井ですm(_ _)m 


私が勝手に始めた、どんな生き物?シリーズも早々と最終回を迎えました。勝手に始めて勝手に終わっていくスタイルです。  


今回は、「ヒョウモントカゲモドキ」です。

好き勝手にバンバン写真を載せますので、爬虫類が苦手な方は閲覧をご遠慮下さいませ〜m(_ _)m

えーっと、今回も例の如く、内容が長いですので読んでいただく際は覚悟を決めてください。(笑) 

それでは参ります! 


※あくまで私の飼い方なので、ここに書いたことが正しいとは限りませんm(__)m もしも飼いたいなと思ったときは改めて専門の飼育書等で勉強した後に再度飼育を検討することをお勧めします❢ m(__)m  




我が家族のヒョウモントカゲモドキのポンちゃんです。

今年の3月上旬に我が家にやってきました。ニューフェイスです。


ヒョウモントカゲモドキはその名の通り、トカゲではなく、実はヤモリの仲間です。

ヤモリと言えば、壁に貼りついてチョロチョロ移動するイメージが湧いてくると思うのですが、残念ながらヒョウモントカゲモドキは壁に貼りつくことはできません。ヤモリの仲間なのに、です。 なんとも不思議です。まあそこが可愛いポイントでもありますけどね♥


ヒョウモントカゲモドキは飼育されている爬虫類で最も有名で人気と言っても過言ではありません。英名はレオパードゲッコー、略してレオパと呼ばれることも多いです。決してレオ◯レス21の略ではございません。


ヒョウモントカゲモドキの魅力は ・飼育がしやすい ・可愛らしい見た目、仕草 ・品種が豊富 ・基本的に大人しい性格であることにあると思います。

ではそれらの魅力を踏まえて、ヒョウモントカゲモドキがどんな生き物なのか知って頂こうと思います!


・飼育がしやすい 

ヒョウモントカゲモドキは、温度・湿度管理をしてあげれば基本的に問題なく飼育が可能な生き物だと思っています。 あ、もちろんご飯とお水も忘れずに与えてくださいね。

あと飼育のしやすさの一つとして、なんとヒョウモントカゲモドキはトイレを覚えます。 大体決まって同じ場所にするので、片付けがかなり楽ですよ。


飼育用品も他の爬虫類と比べると、それほど多数必要ありません。 夜行性の爬虫類なので紫外線ライトも、バスキングライトも必要ありませんし、あと地上性なので流木を立てかけたりする必要もないです。  


ケージは、ベビーの頃は広すぎると逆にストレスになるそうなので少し大きめの虫かご等で問題ありません。 しかし大人になったら体が約25センチメートルの大きさになることと、案外ケージ内をウロウロする子たちなので、狭すぎると運動不足になる為、45センチメートル×30センチメートルくらいのケージは買ってあげたいところです。  


現在のポンちゃんの住まいの様子です。 


設置しているものは、 

*ウェットシェルター 

*水入れ 

*温度・湿度計 

*床材 

*パネルヒーター です。


*ウェットシェルター 

ヒョウモントカゲモドキの隠れ家みたいなものです。これに入って寝てます。

私は自家製のウェットシェルターを使っています。 

市販の抗菌タッパーの蓋を半分切りとり、中に水を含ませたスポンジを入れてあります。 脱皮の際に高めの湿度が必要&何かに擦り付けると脱皮がしやすいため、普段の寝床としても脱皮お助けグッズとしてもウェットシェルターはかなりの便利アイテムです。


*水入れ  

えー、そのままのものです。 

ですが実際に水を飲んでいるところは今まで見たことがありません(-_-;) 

見たことがあるのは何故か水に浸かっているところのみです。(笑) 

体が大きくなってきて、重みで皿が傾いてしまうのかよく水を零したりしているので、そろそろもう少し重みのある容器に変えようか考え中です。 

ちなみに壁面に霧吹きをすると、その壁についた水滴を飲む子がいるようです。 うーん、試してみようかな。 


 *温度・湿度計

アナログ式のものと、デジタル式のものがありますが、我が家ではデジタル式を使用しています。


ヒョウモントカゲモドキのケージ内の温度は25℃〜30℃、湿度は40%〜60%くらいが理想です。

一番温度の高いところと、暑いときに涼めるようにそこより何度か温度が低い場所を作ってあげるといいようですね💡  


真冬以外はパネルヒーターのみで温度管理が可能です。(小さいケージの場合)

真冬はエアコン等の暖房で温度管理をするか、ケージに暖房器具を取り付けるかのどちらかになります。 湿度は水入れとウェットシェルターを入れておけば、今の所他に何もしなくても大体50%台をキープできますよ〜。 

湿度が足りないと、脱皮不全になることがあるため注意です。うまく脱皮が出来ないと、脱皮できなかった場所が壊死して指が欠けてしまったりしてしまいます💦💦 


 *床材 

床材は大きく分けると砂系と、トイレシーツやキッチンペーパー系に分けられます。 どちらを使用するかは飼い主さん達の好みになりますね。 我が家では現在キッチンペーパーを使用しています。砂の誤食防止と、あと掃除がとても楽なのです…。(笑)

しかし、ヒョウモントカゲモドキは穴掘りをするのが好きで、さらに穴掘りをすることでストレス解消にもなるとのことなので、大人サイズになったらキッチンペーパーから砂系の床材に変えてあげようと思っています。 


 *パネルヒーター

主に温度管理の為に使用しています。 

食後にお腹を温めて消化を促す効果もあるのでけっこう重要アイテムです! 

実際にポンちゃんは食後はすぐこんな感じで、床にお腹をくっつけて温めています。自分でも分かっているのでしょうね。

食後はすぐにパネルヒーターの上へ移動します。


 このパネルヒーターはダイヤル式になっており、自分で好みの温度に調整できます。 そしてなんと、その温度に達したら自動的に電源がオフになるのです。 で、しばらくして温度が下がってきたらまた暖め始める…ハイテクだ。 


そんなことしてたら電気代がエグいんじゃないの?と心配になると思いますが、仮に最大出力で毎日付けっぱなしにしていても、月の電気代は約600円というなんとも経済的な暖房器具なのです。 お財布に優しい!!!


飼育用品についてはこんな感じでしょうか。



・可愛らしい見た目、仕草


ヒョウモントカゲモドキが爬虫類の中で一番人気のあるペットとして選ばれる理由は、やはりその可愛さでしょう。 大きさも大人サイズでも通常25センチメートルほどで、手のひらに乗るくらいです。


そして瞼があるので、瞬きをしたり、寝るときはもちろん目を瞑ります。 瞼がない種類の爬虫類と比べると、なんとなく表情が分かるのでそれもまた可愛いところだと思います。 


ヒョウモントカゲモドキはヤモリの仲間だと先程ご紹介をしましたが、実はヤモリには瞼がないのです。ヤモリ科で瞼があるのは、ヒョウモントカゲモドキ等の一部の種類のみです。 ご飯を見つけたときに、( ゚д゚)ハッ!と目を大きくして、あのプリプリの尻尾をフリフリしながら狙いを定めている姿なんて本当に可愛いですし、食べ終わった後にペロペロと舌なめずりをするところも本当に可愛いです。天使ですよ。 


 ・品種が豊富  

ヒョウモントカゲモドキは、とにかく品種(モルフ)が豊富です!! 

ざっと言うと、色や柄がすごくいっぱいあるということであります。

目の色や瞳孔の形にも種類がありますよ。


ヒョウモントカゲモドキは幼体の時と大人の時とで体の色や模様がガラッと変わるので、変化を見るのもすごく面白いです。


我が家に来たばかりの頃


2か月後の様子。体にはっきりと出ていた黒い横じまが無くなりました。


ちなみにポンちゃんは一番オーソドックスな、ハイイエローという品種です。

オレンジジュースのような色に見えたのがポンちゃんの名前の由来でもあります。


本当にヒョウモントカゲモドキは品種が多すぎて説明しきれないので、興味のある方はgoogle先生に聞いてみてください。いろんな模様の子を見るのはすごく楽しいですよ!

もし次にお迎えするとしたら、サングロー、スーパーマックスノーの子がいいなと思っています。


サングロー

画像はチャームさんのブログより


スーパーマックスノー


画像はpetshop ACE さんのブログより


 ・基本的に大人しい性格  

ヒョウモントカゲモドキは、基本的に大人しい性格の子が多いです。

自ら噛み付いてきたりすることは滅多にないと言ってもいいと思います。 動きは基本的にのんびり、ゆっくりです。 


そしてヒョウモントカゲモドキは、爬虫類の中でもハンドリング(手などに乗せたり触ったりして直接触れ合うことを指します)ができる種類でもあります。 

しかし爬虫類は、哺乳類などと違い人とのコミュニケーションを必要としたりする生き物ではないので、ハンドリングはストレスの元となる可能性が大です。 大人しく触らせてくれる子でも、多少なりともストレスは感じていると私は考えています。 あくまで個人の意見ですが。 特に子どものヒョウモントカゲモドキはとても臆病で怖がりの為、ハンドリングは避けたほうがいいです。


試しに一回ハンドリングに挑戦したことがあるのですが、ポンちゃんもやはりとても怖がりで、手を近づけただけでギェーと鳴いて精一杯威嚇をされてしまいました。 とても可哀想なことをしてしまったと反省し、それからはやっていません。


しかし特に日常生活でハンドリングしなければいけない場面はないため、できなくても問題ないかと思います。 まあ掃除の時にできたらちょっと楽だと思いますが…できないならできないなりに掃除をすればいいので…。

ハンドリングによるストレスが原因でご飯を食べなくなったり(拒食)、無理にハンドリングをしようとすると自分で尻尾を切ってしまう(自切)ことがあるので、あまり構いすぎない方が良いと思います。 あ、何回も言いますがあくまで個人の意見です。(-_-;) 



さて、ここまで書きましたが、いかがでしょうか。

ヒョウモントカゲモドキに興味が出てきた方もいらっしゃるのではないでしょうか。分かります、とても可愛い生き物ですよね!! 


しかし、ヒョウモントカゲモドキを飼いたい、でも飼えないんだという方がけっこういらっしゃるそうなのです。 一体何故でしょう? 


家族から反対されて飼えないから? うーん、それもないことはないのですが、残念ながら今回の場合は不正解であります。


正解は、ヒョウモントカゲモドキに与える食べ物にあります。 この記事であえて一言もこの子の食べ物について書かなかったのはこのためです。

まあここまで読んでくださった皆様なら、なんとなく察してくださっていると思います。


この子達の主食は、虫でございます。 


主食となる虫は餌用コオロギ、餌用ゴキブリです。おやつでミルワームやハニーワーム等も与えられます。 もちろん生きたまま与えるのですよ(´▽` ) あ、でもコオロギは缶詰タイプや、冷凍タイプ、乾燥タイプもあるので活餌は無理!!という方にオススメです。

ミルワームも乾燥タイプや缶詰タイプがありますよ。 餌用ゴキブリは今の所活餌しかないです。

※しかしご飯代の節約として、そのへんにいるコオロギなどの虫を捕まえてそれをヒョウモントカゲモドキに与えるのはNGですよ! 自然の生き物にはどんな寄生虫がいるか分からないですから、絶対に与えないようにしてくださいね!


私は比較的虫は大丈夫な方なので、この子を迎えるのに何も心配はなかったですね~。

……ああ、でも今の所、野生の大きめのゴキブリはちょっと怖いです。武器があれば立ち向かえますが。 しかし、生理的に無理なものって誰しもあると思います。虫も然りです。 


そんな皆様に朗報です。

ダイレクト虫ではなく、人工飼料という虫嫌いの人でも与えられる素晴らしいご飯があるのです。

それがこちらです。 


 これは「レオパゲル」という商品で、練り餌です。見た目の虫感はゼロです。 


ポンちゃんにもこのご飯を与えています。 

与え方はとても簡単。 

中身を絞り出して、食べる量だけピンセットでちぎって、それをヒョウモントカゲモドキに与えるだけです。 


 ピンセットで掴んで、目の前にぷらぷら〜っと。 (めちゃくちゃブレブレですみません)


 パクっとな。


 うまい。

残りは蓋を締めて冷蔵庫で保存すれば、一ヶ月ほどもちます。なんて管理が楽なんだ。 あと人工飼料の場合、ただ目の前にご飯を持っていってあげるだけでは食べない子がいるので、まるで生きている虫のように動かしてあげるとご飯だと認識して食べてくれることが多いです!


 ポンちゃんは私が地面にレオパゲルを落としてしまっても、おかまいなしにそのまま食べてくれます(;´∀`)(笑) 中には置きエサには全く興味を示さない子もいるので注意です。


他にも何種類か人工飼料はありますので、気になる方は調べてみてください! 


ああ!素晴らしい!! これで虫と関わらずにヒョウモントカゲモドキと生活できる!!! と思ってしまうと思うのですが…。  

万が一ヒョウモントカゲモドキが食べ飽きて、人工飼料を食べなくなった場合は、虫を与えなければこの子たちは生きていけません。 人工飼料という救世主がいるよ!とご紹介をしておいてアレですが、いざとなったら虫と関わらなければいけないということは、やはり覚悟しておくべきです…。


私も、もしこれから先ポンちゃんが人工飼料を食べなくなった場合は、餌用ゴキブリを活餌として自宅でストックする覚悟を決めてこの子をお迎えしました。 (コオロギはうるさいし管理が大変ですぐ死んじゃうので、やるならゴキブリにします) 


で、話は戻りますが、次はご飯の頻度ですね。 

ご飯の種類に関係なく、ベビーの時は毎日食べるだけ与えて(あげすぎると吐き戻しをしてしまうので、様子を見ながら与えてください)、成長していくにつれてご飯を与える間隔を空けていきます。  

大人のヒョウモントカゲモドキは、1週間に2回ほどご飯を与えればいいようです。 また、尻尾に栄養を蓄えることができるのでお水さえ飲めれば1週間ご飯を与えなくても大丈夫です。  

=数日間家を空ける予定ができても、その間はご飯をあげなくて大丈夫ということです。


これも飼いやすさの一つですね! 


そして!!すごく大事なこと!!

 活餌を与える場合は、そのままでは栄養が偏っておりただ与えるだけではヒョウモントカゲモドキが「くる病」になってしまう危険性があります。 どうしても餌用昆虫のみではカルシウムやミネラルなどが不足してしまっているためです。

なので、活餌となる虫をヒョウモントカゲモドキに与える前に必ず「カルシウムパウダー」と「ビタミンDパウダー」を虫にまぶしてから与えてください! (このように餌用昆虫にカルシウムパウダーなどをまぶすことを、ダスティングと呼びます)  


幼体や産卵期の♀は特にカルシウムを必要としますので気を配ってあげてください。

お皿にカルシウムパウダーを入れて、ケージに入れておくと自分で舐めることもあるようです。 

ビタミンDも骨の産生に必要なものなのですが、与えすぎてもくる病と同様の症状を引き起こしてしまう危険性があります。 なのでビタミンDは与えすぎ注意です。

くる病は予防が大事です。 骨が曲がってしまう恐ろしい病なので、是非ダスティングをしてあげてください! ちなみに人工飼料は、総合栄養食と記載があるものはダスティングをせずにそのまま与えて大丈夫ですよ!


 ・ヒョウモントカゲモドキの病気 


ヒョウモントカゲモドキがなりやすい病気としては、

 ・くる病 

・卵詰まり 

・性器露出(性器が出たままになってしまう) 

・クリプトスポリジウム ・マウスロット 

・拒食 ・便秘 

 です。 


 解説するとかなり長くなるので省きます。 普段と様子が違うなと思った場合は、爬虫類を診察してくれる病院に相談してください!m(_ _)m 


 ヒョウモントカゲモドキのことについて、やはり熱く語ってしまいましたがいかがだったでしょうか? 

どんな生き物なのか、分かっていただけましたか?(ノ*>∀<)ノ


 興味がある方は、是非詳しく調べてみてください!!    

きたじま動物病院 花畑センター

東京都足立区花畑四丁目にオープンいたしました🌸 当院では犬、猫の診療とペットホテルを行っております。 お家のわんちゃん、ねこちゃんのことでお困りのことがございましたらお気兼ねなくご相談ください🌸