どんな生き物?シリーズ デグー編

こんにちは☀

看護師の酒井ですm(__)m


さて、今回のどんな生き物?シリーズの第2弾は「デグー」です。


デグーを飼っていると言うと、「え?デブ?」「デグーって何?」と8-9割の人に聞き返されます。(笑)

その反応を目の当たりにして、ああ、やっぱりまだまだ認知度低いんだな~と思ったので、今回はデグーについて語り尽くそうと思います。


それでは早速やっていきましょう👍


※あくまで私の飼い方なので、ここに書いたことが正しいとは限りませんm(__)m もしも飼いたいなと思ったときは改めて専門の飼育書等で勉強した後に再度飼育を検討することをお勧めします❢ m(__)m



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我が家のデグーのパインちゃんです。


パインはペットショップで迎えた子ではなく、知り合いのそのまた知り合いの方のお家で生まれ育った子でした。当時は2か月齢くらいで、「もしデグーを飼育したいという人がいれば譲りますよ」というお話だったので、そのうちの1匹を譲って頂きました💕


ややビビりな女の子です。


デグーとは?


デグーはげっ歯類です。

見た目はネズミにそっくりですが、雑食のネズミとは違い、デグーは完全草食動物です。

似て非なる存在というやつですね。🐁


原産国はチリのアンデス山脈です。

かなり過酷な環境で暮らしており、野生化での寿命は1年ほど。

温度差が激しく、肉食動物に襲われる危険性が高いアンデス山脈で生き延びることは厳しそうです。

飼育下では適切な環境で飼育した場合、寿命は5-10年ほどです。


体の大きさは・・・そうですね、例えるならばおにぎりぐらいの大きさでしょうか・・・🍙

ここに来てかなりアバウトな感じに(^▽^;)


・デグーの魅力


デグーはかなり賢い生き物です。

デグーを飼育している人の中には、芸を教えているという人も少なくありません。お座りやおまわりなど、いろいろな芸ができるのだとか・・・。


さらに社会性も高い為、人間に懐きやすい動物と言えます!✨

コミュニケーションをとれる動物を飼育したいと思っている方におススメです👍


しかし個体差があるため、いくら懐きやすい動物とはいっても最初からフレンドリーというわけではありません。

実際、私がパインに触れることができたのは我が家に迎えてから約1ヶ月後のことでした(;´∀`)


ビビりなパインは、私が近付くとケージの隅に逃げ、全く近寄ってきてくれませんでした。

これ以上怖がらせないようにと、無理に触れずにパインの身の回りの世話を続ける事、1ヶ月。


ある日、ついに彼女は私に心を開き、自ら近くに来てくれました。

手の匂いを嗅がせてからそっと指先でパインを撫でると、今まで見たことのない顔をしたのです・・・。

こんな感じで。


あ、そこそこ・・・いいわねぇ~。と言っているようにしか思えませんでした。(笑)

顎をナデナデすると気持ちいいのか、こんな顔になります。

初めて触らせてくれた時のことは今でも覚えています。


そんなビビりなパインさんもそれ以来すっかり慣れ、今や物怖じせずに私の手の上でおやつを貪り食うようになりました。

乾燥ニンジンは美味しいかい。


ちなみにこの時に指でツンツンすると、パインはおやつを食べながらプィー!プィー!と文句を言います。

これが可愛すぎるので何回もやってしまう私はダメな飼い主です・・・(笑)



・鳴き声によるコミュニケーション


デグーは「アンデスの歌うネズミ」と呼ばれています。

実際は歌っているというよりは、何種類もある鳴き声を使い分けて仲間とコミュニケーションをとっているといった方が正しいかもしれません。


びっくりした時はけっこう甲高い声で「キッ!キッ!」と鳴きますし、ご飯を食べている最中にわき腹や背中を指でツンツンすると「キュイー、プゥー!プゥー!」と文句を言ったり、機嫌がいいときは小さい声でひたすら「ピルピルピル・・・」と小鳥のさえずりのように鳴いたり・・・。

長い間一緒に過ごしていると、鳴き声だけで何を言っているのかなんとなく分かってくるのが不思議ですよねー。


・生活・食べ物・温度管理


基本的にケージ暮らしです。

結構色々と齧ったりすることが多いので、放し飼いはお勧めしません。


部屋が暗くていまいち見づらくてすみません。

・エサ入れ

・水飲み

・回し車

・牧草入れ(吊り下がっている金属製の球体)

・砂浴び場

をケージの中に設置しています。


床面に敷いた新聞紙は、彼女が2日間かけて一生懸命ビリビリに破いていました。一種の遊びとしてストレス解消に役立っているようなので、まあそこはいいとして😅


ハムスターやネズミに似ていますが、デグーはとても運動能力が高い動物です。自分の2倍も3倍も高いところにもジャンプできますし、走るのも早く追いつけないほどです。

回し車もガンガン回します。

なのでデグー用のケージは高さのある作りになっています。


デグーは退屈だなと感じるとそれがストレスとなり、ひたすらケージを齧ったり、エサ入れをひっくり返したりとイタズラをしてしまいます。

1日に1回はデグーと遊ぶ時間を作り、なるべくストレスを与えないようにしてあげることが大切になってきます。特にケージ齧りは歯を痛めたり、不正咬合(※)の原因にもなります。

※歯が伸び続け、噛み合わせが悪くなってしまう病気。次第に伸びた歯が口腔内を傷つけてしまい、食事が取れなくなり、そのまま放置すると亡くなってしまいます。


あとはストレス解消と、デグーの被毛に付いた汚れを落とすのに砂浴びも欠かせません。

砂は市販されているデグーの砂浴び用の砂を使ってあげてください🌟

新しい砂に変えてあげた直後はテンションマックスで砂浴びをします✨

このボトルもデグー用として売られていたものを購入したのですが、大人サイズのデグーが使うにはちょっと狭い感じがします・・・。もう少しのびのびと砂浴びができるようないい容器はないものかと探し中です。

砂は汚れ具合を見て、1~3日くらいのペースで取り換えています。(中でトイレをしてしまうので・・・)


基本的にトイレは覚えません。垂れ流しです。

このケージは下の部分が引き出しになっているので、そこにペットシーツを敷いて排泄物などをまとめて掃除できるようになっています。掃除が楽で助かります✨✨


デグーは暑さにも寒さにも弱い生き物です。

人間と違い、デグーには汗腺がないため、扇風機は無意味です💦デグーにとってはあつーい風がでるだけで何もいいことがありません。

暑すぎると熱中症、寒すぎると凍死してしまう恐れがありますのでエアコン等を使って温度管理をしてあげることが大切です💡

ケージに取り付けたヒーターでぬくぬく。顔がめり込んでいます。


最初の方にも書きましたが、デグーは完全草食動物です。

なので食べ物は、デグー専用のペレットフード、歯を削るためにチモシーなどの牧草を与えます。

乾燥野菜などのおやつも与えられますが、嗜好性が高いのでデグーがおやつばかり欲しがるようになってしまうこと、あげすぎは肥満のもととなりますので、与える場合は控えめに!💡


デグーに多い病気は、不正咬合と食滞の2つです。詳しくはGoogle先生に聞いてみて下さい。

あと果物などの甘いものを与えすぎると糖尿病になるため注意です!💦


・齧り木事件


デグーを飼う前にネットで情報収集していた私は、「デグーを飼育する際は、齧り木をいれてあげましょう。齧ることで歯が伸びすぎるのを防ぎ、ストレス解消にもなるためです。」という情報を見つけ、その通りケージ内に木のおもちゃを入れてあげていました。


結論から言うと、齧り木を齧り過ぎたことによって大変なことになりました。


いざパインの飼育を始めてから数か月後のことです。

夜に仕事を終えて帰宅した私は、パインのうんちがいつもよりかなり小さくなっていることに気が付きました。

初日は「排泄するときに千切れたのかな」と思い、あまり気にしていませんでした。


次の日も仕事後に排泄物を確認したのですが、やはりかなり小さいうんち。

でも、ご飯は減っている・・・。

不思議に思いながらも、夜なので動物病院も空いておらずどうしようもなかったので、明日も同じ状況だったら受診が必要か問い合わせてみることにしてこの日も様子を見ました。


そしてまた次の日・・・。

やはりうんちはかなり小さいまま。ご飯を食べているはずなのに何故?と思い、ケージの引き出しを開けて下に落ちているものを確認しました。

引き出しを開けなければ牧草に隠れており、すぐに気づけませんでしたが、そこには少しだけ齧ってあるペレットが何個も落ちていました。

まさかと思い、改めてパインの体を触ってみると、すぐに肋骨が触れました。この2,3日で満足にご飯が食べられずに痩せてしまっていたのです。

もっとちゃんと見てあげなければいけなかった、と深く反省しました・・・。


そんな私の目の前で、パインがエサ入れからご飯を取り出し、食べようとしますがやはり少し齧ったらすぐに口からポト・・・とご飯を落としてしまいました。

それを見た私は急いでパインのかかりつけの動物病院に連絡しました。

草食動物であるデグーが満足にご飯を食べられていない=早急に対応しないと命に関わるということが頭によぎったからです。


幸いこの日は仕事が休みだったため、すぐに病院に連れて行って診てもらいました。

問い合わせの際に、看護師さんから「ご飯を水でふやかしてあげると食べられるかもしれないので、あげてみて下さい!」というアドバイスを貰ったので、キャリーケースの中にふやかしたご飯を一緒に入れてあげたら、全部完食(´;ω;`)とりあえず一安心しました。


いざ診察。

やっぱり不正咬合かな、と思いましたが歯は綺麗に削れており問題なし。

不正咬合だと思っていた私は衝撃を受けました。

じゃあ、一体何故??


先生からレントゲン検査を提案されたため、お願いしました。

待つこと数分後・・・。


撮れた写真を見せてもらいながら説明を受けたところ、前歯の根元が炎症を起こしていることがわかりました。おそらく原因は齧り木の齧り過ぎだということも・・・。

完治は難しいので、まずは痛み止めを飲ませること。恐らく今まで通りにご飯が食べられなくなるので、これからはずっとふやかしご飯になるということを聞きました。

やわらかいふやかしご飯のみだと、どうしても不正咬合になりやすくなるため、1ヶ月ぐらいのスパンで定期的に歯のチェックもしていくのがベスト、半年に一回はレントゲン検査もした方がいいとのことでした。


まず、帰宅したら速攻でケージ内に取り付けておいた齧り木を全て撤去しました。

そしてその日から投薬をしながら、しばらくふやかしご飯を与えていました。

痩せてしまった体はご飯をたくさん食べられるようになり、元通りの体型になりました。


薬がなくなった後も食欲は落ちることもなく、一安心していたある日、なんとなく今までふやかして与えていたご飯をふやかさずに一粒与えてみると、パインはボリボリと豪快に齧りながら完食しました。(^▽^;)

一生ふやかしご飯かも・・・と先生には言われていましたが、偶然なのか何なのか分かりませんが、ふやかしご飯を脱出することができました。


それから約1年経った今も、ふやかしなしで元気に過ごしています✨

齧り木だけはあれ以来設置していません。



このことを体験して、齧り木はデグーにとって必須級アイテムだと言われているけれども、やはり世の中には必ずなんてことはないんだなぁと実感した出来事でした。


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さて今回はデグーについて語りましたが、いかがでしたでしょうか?


デグーはとても賢く、人によく懐き、とても愛らしい動物です。

コミュニケーションの取れる動物を飼育したいという方にはピッタリだと思います。


もしこの記事を読んで、デグーのことが気になった方はネットに色々と情報がありますので、ぜひ見てみて下さい!


ここまで読んでくださり、ありがとうございました🐁💕

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