どんな生き物?シリーズ フェレット編

こんにちは❢

看護師の酒井です🌸


さて皆様ご存じかと思いますが、当院では犬、猫の診療を行っております。

このブログをご覧になっている方の殆どがわんちゃん、ねこちゃんを飼っていらっしゃるのではないでしょうか。(中にはエキゾチックアニマルも飼っているという方もいらっしゃるかもしれませんが…。)


なので、あえて犬、猫以外の生き物であるエキゾチックアニマルについて色々と書いていきたいと思います❢❢

すみません、私自身がエキゾ好きなもので😓💕(笑)

私が飼育している、または飼育したことがある子たちをご紹介する形となります。


今回は「フェレット」です。

フェレットに興味がある方や、飼育してみたいけど実際はどんな感じなのか知りたいという方の参考になれば幸いです❢

※あくまで私の飼い方なので、ここに書いたことが正しいとは限りませんm(__)m

もしも飼いたいなと思ったときは改めて専門の飼育書等で勉強した後に再度飼育を検討することをお勧めします❢ m(__)m


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フェレットはイタチ科の肉食動物です。

私が飼育しているカナディアンフェレットの男の子、ブイです。

毛色はシルバーミットで、手足の先がまるで手袋をしているように白くなっていることが特徴です。


体重は700g~2kgと、その子によって様々です。

体長も30㎝~40㎝ほどなのであまり大きくなく抱っこするのもらくらくです💕

性格は基本的に遊び好きで好奇心が旺盛な子が多いです。

名前を呼ぶと寄ってきたり、私の後を飽きるまで付いてきたりと、結構人懐っこい面が目立つ印象です。


実際の生活スタイルなど

遊び好きなのですが、実はフェレットは1日のうちの20~22時間を睡眠時間として費やしています。持久力がないため、短時間に思いっきり遊ぶスタイルの子が殆どです。

鳴き声もかなり小さく近所迷惑になることはほぼないです。

そのため1人暮らしの方でも飼いやすい生き物でもありますね😃

日中はほぼ寝ています💤


よく言われるのが、フェレットの体臭についてです。

フェレットって臭いんでしょ?と実際よく聞かれます。

フェレットはイタチ科の動物です。確かにイタチと言えば、臭いオナラをして身を守りますね。フェレットもイタチと同様に臭い臭腺があります。


しかし、日本のペットショップに入ってくるフェレットは輸入前に臭腺除去手術と避妊・去勢手術を行っているため、オナラや発情によって体臭が強くなるということはありません💡

生き物なので無臭とまでは言えませんが、体感的には犬や猫と変わらない程度の体臭です❢❢(さすがに臭いの種類?感じ?は違いますが😅)

定期的にハンモックなどの生活用品の掃除や、お風呂に入れてあげれば問題になることはないかなと。

私はけっこうフェレット臭が好きなので、毎日触れ合うときに直接嗅いでいます。(笑)


さて、フェレットのケージレイアウトはこんな感じです。


中身はハンモック、トイレ、水、フード。


掃除してもすぐに散らかしがちなので、まめな掃除が必要です。


フェレットは角にトイレをする習性があります。基本的に決まった場所にしてくれるので、トイレのしつけは楽な方だと思います👍


寝る際は基本ハンモックに潜って寝るので姿が見えません。(暑いときはハンモックの上、または床で寝ています。)

たい焼きくんハンモック。

寝起きで朝日が眩しいようですね。☀


基本的に夜行性なのですが、ある程度は飼い主に合わせて生活してくれるようです。

我が家の場合は朝、私が起きる時間にブイも起き仕事に行っている日中~夜にかけて寝て、私が帰宅する夜の時間帯にまた起きています。もちろん深夜~朝は寝ています。☽☀


フェレットは暑さに弱い為、夏場のエアコンは必須です💡💡

暑さよりは寒さに強いですが、寒すぎには耐えられない&体調を崩しやすくなる為、冬場も暖房をつけてあげたほうがいいです。

あ、あと人のインフルエンザはフェレットにも移ってしまいますので注意してください❢



フェレットの種類はファームと呼ばれるもので分けられています💡


ファームというのは繁殖場のことで、各ファームごとに体格や性格、顔つきに特徴があります。

例を挙げると、マーシャルフェレットはアメリカのニューヨークにある繁殖場で繁殖されたフェレットのことを指します。マーシャルフェレットは比較的大人しい子が多く、噛み癖も少ない為初心者にお勧めされることが多いです。


ブイはカナディアンフェレットと呼ばれる、カナダのバンクーバーにある繁殖場で繁殖されたフェレットです。特徴は骨太でがっしり、筋肉質。他のファームと比べると体が大きく、噛み癖がある個体が多いようですね。

が、ブイは1.2㎏ほどなのでそこまで大きくないです(^▽^;)

↑遊び疲れるとこのようにツチノコ化します。


気になる噛み癖なのですが、幼少期にきちんとしつけを行えば流血沙汰は避けられると思います。その子の性格によってはもしかしたら難しいかもしれませんが…。

確かに幼少期はなかなか噛み癖がひどく、苦労しました。幼少期でも流血するほど本気で噛まれたことはありませんでしたが、小さくても一応肉食動物なので歯は鋭いので噛まれるとまあまあ痛いです…。

幼少期に頑張ってしつけたおかげか、今や抱っこをしても、爪切りをしても、おやつを取り上げても噛まない子に育ってくれました(*´∨`*)

が、私以外の人からは抱っこしようとしたら噛まれた(流血はしない)等とよく言われるので、完璧に噛み癖がないわけではないようです😓💦


フード

ご飯はフェレットフードを与えています。

今月で4歳になるので最近このフードに切り替えました。


シニア用のフードです。


フェレットは腸が短く、ご飯を消化して便として排泄するまでのスパンはなんと3時間。

そのため1日に数回に分けてご飯を食べる習性があります。

それに伴い、もちろんトイレの回数も多いので、こまめに掃除してあげる必要があります❢🚽

肉食動物なので、排泄物の臭いはキツイ方です。


あと、必要なケアとしては


爪切り、耳掃除

なかなか爪が伸びるのが早いので、2週間に1回ほどのペースで爪切りをしてあげる必要があります。自宅で切れない場合は、動物病院やペットショップでやってもらえますよ(^▽^)/

私は仰向けにした状態でおやつを食べさせ、おやつに夢中になっている隙にバチバチと切っています。血管が見えるタイプの爪なので爪から出血させてしまうことはほぼないです💡


フェレットは立ち耳ですが、耳の穴が小さめで耳垢がたまりやすいため、耳掃除も1週間に1度のペースでやってあげるといいと思います。


お風呂

先ほどフェレットの体臭はそんなにきつくないと書きましたが、当然定期的にお風呂に入れないとそれなりにイタチ臭くなってきます。

とはいえ、洗いすぎると逆にイタチ臭が増すので、2週間~1か月に1回のスパンでお風呂に入れてあげましょう🛀

洗面器のお風呂でのんびり。

フェレット用のシャンプー剤を使ってシャンプーをしています🛀

人間用のシャンプーは動物に使うには刺激が強く、皮膚病の原因にもなりますので使わないようにしましょう💡!


ワクチン接種、フィラリア予防

フェレットは犬ジステンパーという病気に感染します。名前の通り犬に感染する病気ですが、フェレットにも感染します。しかもフェレットが感染すると致死率はほぼ100%というとても怖い病気です。

そのためワクチン接種がとても大切となります💉💉

今現在、フェレット専用のワクチンは存在しないため、接種するのは犬用のジステンパーワクチンとなります💡

フェレットに限らず、わんちゃんもねこちゃんも、ワクチンは毎年接種することが大切です👍💉


また、フェレットはフィラリア(犬糸状虫)にも感染するため、春~冬(予防期間は地域によって異なります。)にかけて月に1回予防薬を与える必要があります。こちらも感染すると、突然死してしまうこともある位怖い病気ですので忘れずに予防してあげましょう❢


どちらも予防の前にかかりつけの獣医さんに相談してください。🐞


当院では5月~12月の計8カ月がフィラリア予防月となっています❢

今現在、フィラリアに感染していないかどうかを血液検査でチェックしてからお薬を処方しておりますので、まずは検査をお願いします❢(5分くらいで結果が出る簡単な検査です💉)


毛玉除去剤、ブラッシング

フェレットが自分の体を舐めて毛づくろいをする際に、体毛を飲み込むことがあります。しかし、フェレットは猫のようにお腹に溜まってしまった毛玉を自分で吐き出すことができません。

そのため、飲み込んでしまった毛が固まって、腸を塞いでしまうことがあります。その場合は病院で開腹手術をして毛玉を取り除いてもらわないと、命に関わります💦


そうなる前に、フェレットが飲み込んでしまった毛を、便と一緒に排出させるのを促す「毛玉除去剤」を使って予防する必要があります❢

このアイテムはフェレットを飼育するうえで必須だと言っても過言ではないです✊😲


味は美味しいようなので、おやつ感覚で与えることができますよ~🎶

とにかくブイはこの毛玉除去剤が大好きで、早く食べたいのかひたすらウロウロしているためブレブレです( ´∀` )

そんなに美味しいものなのかと思い味見してみましたが、粘度がある風味を失ったきな粉の味がしました。うーん、動物の味覚は分からないですね・・・。


特に春と秋にある換毛期は毛がかなり抜けるので注意です。

ブラッシングも換毛期は重点的にやってあげましょう❢ ※やり過ぎると皮膚を痛めてしまうので注意してください💦


夏毛。全体的にスリムになり毛色が黒っぽくなります。


冬毛。モッフモフになり白い毛の割合が増えます。


病気

フェレットは他の小動物と比べて、病気になりやすいです。

その中で特に気を付けなければいけない病気は、

・リンパ腫

・インスリノーマ

・副腎腫瘍


です。

これらはフェレットの三大疾患と呼ばれています。


4歳以上のフェレットで病気になっていない子はいないと言われてしまうほど、フェレットは病気が多い生き物です。動物はペット保険に加入していない場合、治療費は実費のため治療費はなかなか高額になります。


フェレットに限らず、日頃から何かいつもと違うことがないか等、よく様子を見てあげる必要がありますねm(__)m💦


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ちょっと長くなりましたが、いかがでしたか?

フェレットがどんな生き物なのか、なんとなく分かって頂けたのではないかと思います💕

フェレットは遊び好きで友好的。とても可愛い生き物です(`・ω・´)👍

そして、可愛らしいですが病気が多いという一面も持ち合わせています。


関東にはフェレット専門店が何店舗がありますので、気になる方は一度足を運んでみてはいかがでしょうか?

↑フェレット専門店❢ほぼフェレット一色です。

↑フェレット専門店ではないですが、店内のフェレットの数は多めです👍




ここまで読んでくださり、ありがとうございました✨✨




次回はデグー編です🐁



(^_^)/~


















きたじま動物病院 花畑センター

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